2008年11月11日

ユリの根っこ

立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿はユリの花。
昔から美人を形容するこれらの花は、すべて漢方薬の重要な生薬になります。

と言っても花びらが薬になるのではなく、根っこが中心ですが、、。

その第一弾のユリですが、漢字で書くと百合、漢方ではビャクゴウと呼ばれています。

ユリの根っこ


ユリ科のオニユリのりん茎(うろこ状の茎)をつかいます。この時期にはスーパーでユリ根として食用にもなっているあれです。

薬としては、咳止めや病後のノイローゼなどに使ったりします。

とくに乾燥しやすいこの時期の咳や、風邪から来る発熱を伴う咳に良く効き目があります。

病後のノイローゼface03?と言うのは、今は抗生物質や解熱剤を使って押さえ込んでしまいますね。

ところが昔は熱を抑えるのも一苦労icon10、ただの風邪でも慢性化しやすく、体に余熱が残り発狂することがあったそうです。そういうときに用いたそうです。





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Posted by カンポウライフ at 17:11│Comments(0)薬草 ポーション
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